「サー」6連発で4強入り!愛がV宣言…卓球

「サー」6連発で4強入り!愛がV宣言…卓球


スポーツ報知より
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20120610-OHT1T00015.htm




 ◆卓球 荻村杯ジャパン・オープン第4日(9日、神戸総合運動公園体育館) シングルスでロンドン五輪女子代表の福原愛(23)=ANA=が勝負強さを見せ、ベスト4進出を決めた。2回戦でリー・ジエ(オランダ)に勝利し、準々決勝では世界選手権団体戦(3月・ドイツ)でストレート負けした石賀浄(韓国)にリベンジ。V宣言も飛び出した。同代表の石川佳純(19)=全農=はシングルス2回戦で敗退したが、U―21シングルスでは優勝。五輪男子代表では、9日に23歳となった水谷隼(スヴェンソン)がシングルスで準決勝に進んだ。

 福原が本領発揮だ。女子シングルス2回戦で3ゲームを連取後、カット戦術のリーに追いつかれたが、第7ゲームで強烈なスマッシュを連発し、圧倒。準々決勝では、3月の世界選手権でストレート負けした五輪韓国代表の石にリベンジした。

 圧巻は石戦の1―1で迎えた第3ゲームだ。6度、ゲームポイントに追い詰められたが、粘って17―15と逆転。第6ゲームでは掛け声「サー」が6連発。4―2で制し、ベスト4入り。「最終日(10日)に日本人が残っていなかったら残念でしょ」と愛スマイルだ。

 直前の試合で石川が2回戦敗退。「私が頑張らなきゃと思って」ロンドン五輪での団体戦シード権を獲得するため、踏ん張った。村上恭和監督(54)も「きょう(福原が石に)負けたら、五輪の戦い方を考え直そうと思った」。福原も「去年は決勝で負けたので、今年は優勝したい」と力強くV宣言した。

(2012年6月10日06時02分 スポーツ報知)