邂逅

<<<回想記>>>>

2/12(土)17:30頃

東北の夜は早い。午前中にもらったタンコブも痛い。
松島から本日の宿のある牡鹿町の先っちょへ向かう。
カーナビなんてハイカラなモノはない。
助手席に座っているカーナビは[腹ヘッタ〜]とか[右にコンビニあるよ(だから寄って)]とか
[ワンコが散歩している〜]とか[眠くなっちゃった...zz]とかしか言わない。
不良品のようだ。きっと壊れている。
外はもう暗く 松島の裏側の県道8号(多分)の脇には雪が残る。雪コワイ
国道45〜398と入り石巻石巻は港の街(多分)。
市内の街並みは懐かしさを漂う街並み。
イワユル、野田や土浦、静岡の三島、岩手の水沢の駅前に似た少し古いあんな感じ。
(水海道は近いが寂れ過ぎて似てない)
石巻市内で迷った。もどったりして 何とか県道2号が判り牡鹿町方面へ。
石巻市街の国道398号沿いの映画館を過ぎた橋のところにある
変なお鍋のような建造物が翌日になるまで何か判らなかった(翌日なんであるか知る)

県道2号は万石浦の南を通る。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=38.24.23.857&el=141.23.39.016&la=1&sc=5&CE.x=268&CE.y=245
昼間走ればキット素晴らしい眺めなのであろう。
今さらながら ヤフーの地図でみてそう思った。
夜だから何にも。ただ暗い闇が広がる世界。
下り坂が多い。トンネルもある。こんなトコロを通るとは考えもしなかった。
この先は雪が降って凍結したら帰って来れないかもしれないっと運転中考えておりました長く暗い道をヒタスラ進む。辺りは何もない。ただ山の中を進んでいく。
車も少なく。ワタシのような旅行者の車は時速40kmほどのビビリ運転。
長い下り坂。煽られてるので後ろの車ヤダなぁ。とか考えていたら突然 鹿。
よけ切れず接触。何が起こったかさっぱり。
左サイドミラーがあり得ない方向に曲がっている。
左カーブの坂道、左側から鹿が こんばんわ。
鹿を避けるように右側にハンドルを切り鹿の横を通ろうとするも
すれ違う時に鹿が出てきて車の左サイドミラーとドアにぶつかる。
悪気はなかった。
鹿は顔をミラーにぶつけたので少し倒れていたが
立ち上がり道路を横断して行った。
あんな でかい動物が車にぶつかったと言う事実が随分とストレスになる。
死なないでよかった

手持ちの旅のガイドブックにはコウ書かれている

  「鹿は神様の使いです」

本日の宿。さか井。
http://www.newsakai.yad.jp/index.html